広島県理容生活衛生同業組合-広島県内の理容室紹介と検索。広島理容タイムスの紹介等

平成27年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げますとともに、日頃から当組合事業の運営に際し、ご支援ご協力を賜り心より感謝とお礼を申しあげます。

また、昨年の広島県土砂災害に見舞われて亡くなられた皆様のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様に衷心よりお見舞いを申しあげます。

当県は、他県と比較して自然災害の少ない土地柄であるため、県内居住者の災害に対する危機管理意識が低いと言われています。しかし、災害は、いつ、どこで発生しても不思議ではなく、日頃から防災に関する正しい知識を蓄えておくことが重要と考え、当組合においては、衛生講習会、ゲートキーパー講習会に加え、防災に関する講習会開催を促進してまいりました。

そして、この度の災害を機に、支部緊急連絡網を整備するとともに、再び、甚大な災害の発生によって組合員店舗が被害を受けた時、組合員同士が直接、助けあうことを目的とした広島県理容生活衛生同業組合災害たすけあいを昨年末に設立いたしました。今はまだ、十分な助け合いができるほど大きな制度ではありませんが、将来に向けて、この災害たすけあいが、アウト店との差別化を図り、組織強化に繋っていく制度となるよう取り組んで参る所存です。

　昨年10月に山形県で開催された全国大会では、選手と選手を支えてくださった皆様の長年における努力の結果、第1部門、第3部門の両部門において西岡選手、島本選手が準優勝を獲得しました。若い世代の活躍は、我々理容師だけでなく理容師を目指す学生や関係者の皆様にとっても大きな励みとなり、心から喜んでいただけたものと存じます。この喜びをステップにし、全国で活躍ができる若手理容師を、一人でも多く育成できるよう今年も各講習会や県大会の運営方法に力を注いでいくとともに、全理連並びに各支部と緊密に連係しながら「共済事業」「組合への新規加入・脱退防止」等の事業を遂行してまいります。

後継者問題、組合員の減少など、さまざまな課題を抱えておりますが、円滑に組合運営を推進していくためには、組織力の強化とわれわれ自身も過去や慣習に囚われることなく、時代の流れに即した柔軟な姿勢で物事に対応していくことが重要と考えますので、
皆様の一層のお力添えを賜りますようお願い申しあげます。
　今年も組合員様、ご家族、従業員の皆様方のご繁栄とご健勝をご祈念して、新年のご挨拶といたします。

　新年おめでとうございます。
　本年が皆さま方にとりまして良き年となりますよう祈念いたします。

全国理容連合会は「法令順守・社会参加」「後継者育成」「営業支援」を基本理念に各種事業に取り組んでいますが、本年度も重大と思われる二点の施策シフトを敷いて事業の展開をしていきます。

　その一点目は「キッズは理容の宝」との考えのもと理容サロンへのキッズ顧客の来店頻度を高めることをめざしての事業であります。このことは理容師後継者育成への道でもあり、理容ＰＲ番組の放映やクールビズヘア募集、キッズランドの実施などを行い永く顧客となるキッズ層に理容の魅力をアピールしているのであります。

また、そのキッズ対策の一環として展開した「ゆるキャラグランプリ2014」では、全国理容連合会のイメージキャラクター「バーバーくん」が企業ゆるキャラ部門でグランプリを獲得することができました。多くの会員と関係者のご協力で247,246票を獲得、「理容の底力」をアピール出来たと思っています。改めてお礼を申し上げます。ゆるキャラグランプリのテーマ「ゆるキャラで日本を元気に」は全国理容連合会の「やる気・勇気・元気」に通じるものがあり、理容業界関係者が一丸となってグランプリをめざす心意気に私自身も勇気づけられ、理容創生に向けてその確信をいたした次第であります。

新年度は、この将来への語り部として引き継がれるであろう「ゆるキャラグランプリ―№１」の輝きを契機として、理容の存在価値の高さと、個々のサロンの売上アップへの支援に一層力を注いでいく覚悟であります。
さらにもう一点の施策は、高齢社会の中でシニア層に安心・安全な技術を提供するシニアシフトです。訪問福祉理容に関する厚生労働省健康局生活衛生課課長通知や全国理美容ＮＰＯ法人を有効に活用して介護施設等に呼びかけを行うとともに、各自治体へも訪問理容への助成・支援を要望し、人々が元気に安心して暮らせる社会を目指してまいります。

理容業は日本の縮図です。キッズ施策、シニア施策、女性施策（エステを中心とする女性理容師への支援）ともにおろそかにすることは出来ません。理容の未来を育成・醸成していくことが、日本の未来を明るくするという信念のもと事業を進めてまいりますので、どうか本年も旧年にも倍してご指導ご協力を賜りますようお願いします。

第６６回全国理容競技大会凱旋発表

　平成２６年１０月２０日に山形で開催された第６６回全国理容競技大会に１部西岡貴志選手３部島本文子選手が見事栄えある準優勝の栄冠に輝きました。

お二人の見事な作品を再現し発表する企画を広島東西南北支部、廿日市、安芸支部の協力も元１０月２９日に広島県理容美容専門学校において開催されました。
営業日というのにお二人の仕事ぶりを見学するため、会場には県下の若い理容師が沢山集まり総勢１００人余りという大盛況ぶりで関心の高さがうかがえる発表会となりました。まず県教育部長から今大会の概要と広島県の選手の戦いぶりの話があり、早速１部の西岡選手から競技さながらの持ち時間で開始です。

清水潔県講師（１部担当）よりこれまでの練習ぶりや作品のポイント等の解説がありました。
続き２部島本選手も同じく競技さながらの持ち時間で開始です。
島田貴一県講師（３部担当）から作品の解説がありました。
終了後出来上がった作品に会場から賞賛の拍手が沸き起こり大盛況のうちに終了しました。
今回のお二人の受賞により若い理容師の励みになり今後につながる選手が多く出ることを期待してやみません。

県文化広報　渡部義美

■ 各内容をクリックすると詳細内容が表示されます。
内容	支部名
平成26年衛生消毒講習
毛髪供養祭	賀茂支部
講習会開催	竹原支部
支部旅行	広島東支部
研修・日帰り旅行	県女性部
作品発表会	広島市支部
女性部旅行	福山部
支部旅行	三次支部
講習会	因島支部
衛生消毒講習会とゲートキーパー講習会	尾道支部
支部講習	三原支部
支部特別講習会	尾道支部
支部講習	三原支部

「多様化してくる理容師」　県講師　花本茂喜

多様化してくる理容師私は二代目の理容師ですが、父親が経営していた頃と今とでは、技術や接客にしても社会情勢にしても随分変化があると思います。
大先輩に売り上げのお話を聞くと羨ましいかぎりですが、今は大変厳しい時代です。過去50年前はカットが中心で、清潔に整髪する時代からカッコ良く美しくの時代に変化し、そして今は癒しやアンチエイジングの時代へと美に関しても多様化してきていると思います。
カツト、シェービング、エステ、パーマ、カラー、ヘッドスパなど…お客様の要求もクオリティも様々で、サロン経営もユニセックスサロン、シェービングサロン、メンズオンリーサロンなど…私達のサロンのライバルは、理美容院はもちろんエステサロンやマッサージサロンやドラッグストアです。
ここ迄書くと大変厳しい時代のように思いますが、逆にビジネスチャンスは沢山あります。

今は世界的にもBARBARーブームです。お客様がマッサージサロンやドラッグストアやエステサロンなど他で費っているお金をいかに自サロンで費って貰うか。今いちどサロン経営を見直し、どのような方向性で進むかを考えてみたらいかがでしょうか？
余談にはなりますが、私が三店舗経営してる中に先代からのサロン本店が有ります。御年配の昔からのお客様が大半です。年配の常連さんには、当然のように「いつものとおりで」と確認をして仕事をしていました。
他の支店では、色々提案してるのに本店ではヘッドスパなどは売れないだろうなと私自身も思っていました。しかしそんな中、今年入店の新人スタッフ教育の為、本店でヘッドスパ10分1080円のキャンペーンをすることにしました。
目標人数は一応有りますが、とりあえずスタッフがお客様へ声掛けする事が目的で、御来店されるお客様全員に提案する事が目標でした。すると、「こんなに気持ち良いマッサージがあったんか！」と喜んで頂き、1日に平均1～2人ヘッドスパをして頂けました。

私が不思議に思い年配のお客様に聞いてみますと、常連様から言わせると逆にあれがしたいとか思っいても中々言えないものらしいです。常連のお客様でもサロン側から提案していかないといけませんね。私は目から鱗が落ちる心境でした。確かに、何も言わなくてもいつも通りしてくれるのがステータスだと思われてるお客様も沢山いらっしゃいます。でも中には提案を求めている年配のお客様もいらっしゃる事が解りました。又、ご夫婦経営のサロンでしたら、レディースシェービングに力を入れてみるとか色々方法が有ると思います。
今年は是非是非挑戦してみられてはいかがでしょうか？新しい発見が有るかもしれません。自店で出来るプラスワンのオプションメニューを作り、客単価アップに取り組んでみて下さい。意外とお客様は喜んで下さいますよ。
今年は、BARBARサロンをみんなで盛り上げていきましょう。