(1) 葬儀支援サービス制度について
椛S国儀式サービスより次のことが説明され、組合員への周知が依頼された。
・全理連共済会「ゆめ倶楽部」が、福利厚生の一つとして取り入れている葬儀支援サービス制度とは、全国儀式サービスが、厳重な審査をした加盟葬儀社で葬儀に必要な基本セットが低廉な料金で利用できる制度である。また、各葬儀社から提出される「統一精算書」をチェックし、掛かった葬儀費用が適切であるか審査を行っている。
・ご相談を頂くことで、最寄りの加盟先の葬儀社をご紹介。ご利用頂いた時には、葬儀費用や段取り等についてマネジメントを行っている。加盟先には十分に指導はしているが、スタッフの中には全理連共済会を知らず、葬儀の準備を進めてしまうケースがあり、後からでは制度の利用が出来ないこともあるので、必ず初めに全国儀式サービスのフリーダイヤルへ、ご相談いただきたい。
・互助会システムを導入している葬儀社(例 平安祭典)を利用の場合、互助会と併用可能なコースと併用できないコースがあるので、ご確認を頂きたい。また、互助会の積立だけではカバーできない費用が発生した時には、その費用に対し打ち合せを行っている。
(2) 平成26年度高齢者表彰について
三住理事長より、26年度高齢者表彰者について資料に基づき報告がされた。
土井博満(広島東) 森田賢三 (広島南) 桑野徹也(広島南)
合田輝夫(呉西) 稲岡正(呉西) 松田徹麿(呉西)
山下利定(福山) 佐藤一二(福山) 土井三之(竹原)
松川博行(府中) 前田正人(府中) 荒瀬良江(三次)
白井力(三次) 高岡幸江(三次) 徳永冨士美(庄原)
末永昌子(廿日市) 西原義人(廿日市) 上川和男(廿日市)
上則明男(高田) 岡本重實(千代田) 久利正則(賀茂)
功労者表彰について
高齢者表彰の報告に伴い、功労者表彰の基準について説明がなされた。組合員高齢化に伴い、両表彰対象者はますます増えていくことになり、限られた予算内において、多くの方を表彰することは困難である。今後は、厳しい審査の上、表彰者を決めいていきたい。
・功労者表彰を受けた場合、高齢者表彰を受けることはできない。功労者表彰又は、高齢者表彰の何れかの表彰とする。
・役員を3期以上(年数に多少の幅を持たせる)就任した者が退任し、且つ年齢は原則70歳以上の者とする。また、支部役員としてだけでなく、県への貢献も重視し審議するので、年齢に達したからという理由で、推薦者全てを表彰するわけではない。
優良従業員について
・入店以来同一店舗に7年、10年、13年、17年連続勤務した者を表彰する。何らかの事情により一時的に空白期間があるときは、生衛連合会の表彰にも関係しているので、正直に申告をして頂きたい。
・過去に遡って表彰することはしないので、支部において従業員の入店年数を把握し、該当する年に推薦をするようご注意頂きたい。
(3) 平成26年度収支予算案について
瀬尾経理部長より、賦課金については、従来通り県費を1人1,770円として予算編成をしているが、今後は増額について検討していく必要があるとの説明がなされた。これからも経費節減に努力を重ねていくが、組合員が減少していることで共済手数料も減額となっているので、加入促進に対し、支部長、共済部長のご協力を引き続きお願いしたい旨が話された。また、その他協力依頼事項として、支部役員手当の源泉徴収に関し、的確に事務処理をし、組合へ提出頂きたいことが付け加えられた。なお、審議事項については、出席者全員の下、承認された。
(4)平成26年度器具商特売について
川村事業部長より、26年度特売について資料に基づき説明がなされた。
・26年度取引先 : 潟^ムラ、大分タオル
・潟gーワピュアタオルからの仕入れが1ロット(480枚)単位となっており、支部からの注文数によっては、かなりの在庫を抱えることになる。このような状況は、決して好ましいことではない。これに対し大分タオル鰍ヘ、必要な枚数だけを仕入れることができる。更に、交渉を行なった結果、料金の見直しをすることができた。これらの理由から、次年度は潟^ムラ、大分タオル鰍フ2社と取り引きをすることとした。
・本日配布しているカタログ、申込書を利用し、お申し込みをお願いしたい。(カタログは、必要に応じて支部でコピー)
以上の件を含め、出席者全員の下、承認可決された。
(5)スカルプケア&スタイリングブラシ GROSSYについて
豊栄産業鰍謔閨A商品の構造及び取扱いシステムについて説明がなされた。
・ブラシに特殊なピンを使用しており、特許を取得している。シャンプー時に使用すると、地肌を傷つけること無く毛穴を清潔にすることができる。
ブラシの使い方等の詳細については、セットに添付されているDVD又はYou Tubeでもご覧いただける。
・キャンペーンセットで送られてくる5本のブラシを完売すると、貸出用のブラシ1本がプレゼントになる。完売できなかった時には、貸出用のブラシも併せて返品をお願いしたい。
・商品を宅急便で送るため、商品到着までには、申込み日から1〜2日位を目安にして頂きたい。
・商品の取り扱い、システムの説明については、常時オペレーターを配置してい
るので、電話で問い合わせをお願いしたい。
また、三住理事長より1月にブラシに係る案内文書を発送しているが、システ
ムにおいて理解しにくい箇所があったかと思うので、豊栄産業鰍謔閨A直接ご説
明を頂いた。支部においても、会議等でご紹介いただき周知をお願いしたい旨が
話された。
(6)第66回広島県理容競技大会について
山ア教育部長より、次の件について報告があった。
日 程 : 平成26年5月19日(月)
会 場 : タカラベルベルモント梶@ 広島営業所
6-1. 大会要項一部変更について
教育部長並びに選手には、選手受付時間や大会要項等の伝達事項について必ずお伝え頂きたい。特に第1部門については、競技時間などが変更しているので再度、確認をした上で、競技に臨んで頂くことをお願いする。また、タカラ住宅機器販売ショールーム及びタカラベルモントの駐車場の利用は禁止となっているので、近隣の駐車場をご利用頂きたい旨が山ア教育部長より依頼があった。
6-2. 平成26年全国大会強化訓練について
今年度の全国大会では、選手の努力もあり、上位入賞という結果を出すこと
が出来た。来年度も同様に、外部講師を依頼する予定である旨が話された。
(7)理容2014メッセージ中国地区大会及び
平成26年度中国地区組合講師認承講習会について
三住理事長より、26年度の理容2014メッセージ中国地区大会及び中国地区組合講師認承講習会が当県の担当により開催される。メッセージ中国地区大会は、組合の皆さんにとっても良い機会なので、自由にご参観頂いても構わない旨が話された。
理容2014メッセージ中国地区大会
日 程 : 平成26年7月20日(日)
会 場 : 広島県環衛ビル 9F 大会議室
懇親会場 : 広島市文化交流会館
平成26年度中国地区組合講師認承講習会
日 程 : 平成26年7月20日(日)〜21日(月)
会 場 : タカラベルモント梶@広島営業所
懇親会場 : アステールプラザ
(8) 消費税について
三住理事長より、お客様から消費税を頂くことの難しさは理解しているが、政府からは、中小企業に対しても4月からの消費税8%導入が指導されている。理容業に係る仕入はもちろん、生活に係る様々なものに消費税8%の影響を受けることになる。また、消費税の表示方式については期間限定ではあるが、特別措置により税抜表示が認められている。但し、決して「消費税増税に伴う料金の値上げ」を想像させるような表現、或いは表示をしないよう、厳重に注意をして頂きたい。組合から配布しているパンフレット、資料をよく読んで、消費税に対し、正しく理解をして頂くようお願いをしたい旨が話された。
消費税導入に関する各支部からの報告
・8%導入を考えている(江能)
・20年くらい値上げをしていない。料金については、支部総会で相談する予定(加計)
・消費税増税に対応するよう、支部員へ資料を配布した。また、組合脱退をした人へも同様の資料を配付し、組合への再入会を勧めるきっかけとしたい(高田)
・消費税への対応をお願いした(千代田)
・各店舗に一任している(賀茂)
・料金の見直し、消費税導入についても考えていきたい(甲山)
・支部総会において決議する予定(因島)
・料金改定を考えている(三和)
・料金については、現状維持とする(上下)
・各店舗に任せている(音戸)
・役員会議で決議する予定(庄原)
・資料等を回覧し、周知している。消費税の納税義務に関係なく、消費税に対応するよう指導している(三次)
・まず、税に対する意識を持つことが大切であり、周知をしている。消費税については、支部総会の提出予定議案としている(竹原)
・全支部員へパンフレットを配布し、指導を行っている。4月の消費税増税の時期に間に合わなかったとしても、消費税導入に対応していくよう話をする予定でいる(三原)
・呉東支部と合同で、専門家による税務(消費税対応含む)講習会を開催している。4月からの増税は、料金の見直しをするには良い機会であると考えている (呉西)
・料金については、長期間、据え置いたままにしている。支部員の大半が60歳以上であることから、どの程度、増税に対応出来るのか疑問が残るところだが、基本は個人対応としている。支部総会で再度、増税について説明をする予定(広島南)
・自分は消費税納税義務者ではないので関係ないと考えている支部員が多い。総会の時に消費税導入のメリット、デメリットを説明し、最終判断は個人に一任する(安芸)
・お客様には「値上げではなく、消費税分」として正確に説明し、誤解が生じないよう指導している。料金の見直しについては良い機会だが、押し付けることがないようにしたい(廿日市)
・支部総会の時に、現状のままでは仕入代の支払いや生活が厳しくなることを説明する。また、表示方式について指導をする予定(呉東)
・支部としては、表示方式及び、消費税が10%に引き上げられた時のことを念頭に置いて、個々で対応するよう指導している(広島西)
・会議等を利用し、機会がある度に消費税導入について説明をしてきた。最終
判断は個々となるが、消費税導入については、今がチャンスであることを伝えている(広島東)
・低料金店に囲まれている支部員は、料金改定に抵抗を感じている。また、消
費税導入及び料金改定に関するアンケートを支部内において実施したが、支部
として統一することが困難なため個々の対応とした(府中)
・消費税導入については、現実的には難しい一面もあると思うが、我々には説明
をする義務がある。但し、「値上げ」という言葉は、独占禁止法に抵触するの
で使わないでください(広島北)
・地域によって、カット料金の格差が1,000円位ある。料金表示については指導
をしているが、消費税については個人の対応としている(福山)
・料金は、個々に設定している。消費税を頂かないと、結果として自分の負担が大きくなるので、十分に考えて対応するように指導している(尾道)
(9) 生活衛生同業組合 振興計画(案)について
正式な改正指示に則り手続を行っていく予定ではあるが、計画案の一つに、東
日本大震災に対応する事業展開を取り入れた方が良いのではないかと考えている。多少の文言及び数字の変更については、三住理事長に一任頂きたい旨が話され承認された。
なお、毎年、振興計画に則り実施報告をしているので、衛生講習会や税務講習会等の報告について、ご協力いただきたい旨が依頼された。
(10) 平成25年度共済キャンペーンに係る共済促進結果について
資料に基づき説明がなされ、共済キャンペーンに係る報奨金は、12月に支部
へ渡していることが報告された。
(11) 集団検診について
三住理事長より、集団検診について説明がなされた。
結核の集団発症率が低下したことが主な理由から、定期健康診断が理容師法より削除されているが、組織の強化及び存続を考えると、集団検診の復活が重要課題の一つと思われる。実際に、福山支部では保健所からの依頼を受け、今年度は、集団健診を実施した。もし、集団検診を復活させることができたら、組織の必要性をPRしていくことにも繋がり、組合員脱退の阻止、或いはアウト店の組合加入の促進にもなるだろう。組織があるからこそ、事業や経営が行えているわけで、組織が無くなったときのデメリット、そして最悪の場合は、免許制度にも関与するくらいのダメージであることを認識していただきたい。例えば、厚労省から「出張理容の事業者の選定にあたり、理容所の開設者がふさわしい」という通達が発簡された。この件については、結果が出るまでにはかなりの時間を要するだろが、組織力が認められたことは一歩前進であり、組織の存在の重要性を十分に示す良い例であるだろう。諸々の問題を抱えてはいるが、組織を堅持し、そして強化していく為に大きな決断をする時期に来ており、その取り組みの一つに、市と提携して集団健診を推進していきたいと考えている。
(12)広島県環衛信用組合 出資証券について
環衛信用組合の設立(昭和30年代)にあたり、一部の組合員へ出資証券が
発券されたが、広島相互銀行と合併した際に、出資証券に代わり、株券として発行した。現在も広島県環衛信用組合出資証券をお持ちいただいている組合員の方もいるかと思うが、全て事務処理が終わっていることをご理解頂きたい旨が話された。
(13) 平成26年度ゴルフ大会の開催について
日 程 : 平成26年6月9日(月) 担当支部 : 福山支部
場 所 : 松永カントリークラブ
本日、お配りしている申込書にて、担当者までお申し込みをお願いしたい旨が話された。
(14) 平成26年度講習会について
14-1. 組合講習の開催日程について
第1回 平成26年8月4日(月) 担当支部 : 広島西支部
科 目 : 2015年全理連ニューヘア 全理連中央講師 高橋 淳哉講師会 場 : 広島県環衛ビル 9F 大会議室
第2回 平成26年10月6日(月) 担当支部 : 庄原支部
科 目 : 2015年全理連ニューヘア 全理連中央講師 羽鳥 和彦講師 全理 会 場 : 未定
14-2. 県講師からの平成26年度提案セミナーについて
資料に基づき説明がなされ、各支部教育部長へ伝達頂くよう依頼がなされた。
(15) その他について
(質問事項)
介護施設の実態調査は、今後どのように活用されていくのでしょうか
(賀茂支部)
(回答)
まず、全国理美容NPO法人を立ち上げたことを認識していただきたい。活動については、今後、全理連より詳細な説明があるかとは思うが、先程も話をした「出張理容の推進」にも繋がっている。現在は、今後の活動を見守っている状況である。(三住理事長)
以上で、全議案の審議を終了し、午後12時05分に閉会した。
県文化広報 渡部義美 |