三住理事長の挨拶終了後に、平成25年に開催予定をされている「第26回全国菓子大博覧会・広島」に係るチラシ配布及びチケット購入に関して実行委員会事務局より説明及びお願いがあり、引き続いて提出議案の協議へと移行した。
(1)せいえいくんについて
県共済・事務局より「せいえいくん」に従来の商品に加え、新商品が発売された事について説明がなされた。又、当組合には全理連が取り扱う5共済がある事は、十分承知してはいるが、今後、各支部及び各店舗にパンフレットを持参するので善処願いたい旨が話された。
三住理事長より「5共済との関係並びにせいえいくんは、組合員でなくても加入が可能であることなどを勘案し、今までは、せいえいくんについては全面にプッシュはしてこなかった。但し、生衛連合会の事業の一環である事や組合員に対する情報提供を担うことを鑑み、又、組合員及び組合運営にとってのメリット・デメリットを再考すると、せいえいくんへの対応をどのようにすべきかを改めて検討する時期にある」ことが話され、続いて、常本共済部長からは「共済に加入する事は、自分達自身の生活や将来を守る事であって、非常に重要なことである。外部の保険は、年齢と共に掛け金が高くなるが、補償は低くなる等の商品内容が多い。
支部長、共済部長の方々は既に加入されているとは思うが、私自身、機会がある度に皆さんに対し共済に関するPRを行う予定でいるので、支部長、共済部長にも貴支部員への共済に対する意識づけをお願いしたい。キャンペーンチラシ、広島県独自のパンフレットの作成を進行中であるが、大いにパンフレット等を利用し、度重ねて5共済のPRを行っていただけるようお願いしたい」旨が話された。
これを受け、各支部長からの「共済・せいえいくん」に対する見解が述べられた。
・組織強化を図る為には、組合に所属するメリットがなければならず、その一つに共済があると思う。又、執行部には十分に検討を重ね、方針を打ち出して頂き支部への指導を望む。
・全理連、生衛連合会、当組合との絡み、関係を考え、ウェイトを占めている方を選択する方法もあるのではないか。
・全理連の5共済は重要である。
・県共済については、銀行、他団体、メディアを通して勧誘があり、既に加入している人もいる。
・各支部が経費負担をするので支部員から質問があった場合に答えられるように、共済部長に対しキャンペーンや共済内容への研修会・会議を増やしてほしい。
・掛け金を比較した場合、全理連共済の方の掛け金が低いので、若い人にとっては負担が軽減され加入しやすいのではないかと思う。他の保険会社で容認されないケースでも、全理連共済では補償がされた事があると聞いている。
・組合の魅力の一つに共済がある事を全面に打ち出し、キャンペーン展開を望む。加入伸び率が芳しくないので、各組合員の意識改革をしてほしい。
・組合には5共済があるので、組合を脱退した人でも加入が可能な県共済をわざわざバックアップする必要性があるのだろうか。
・キャンペーンの終了後に両共済とも情報提供を行い、組合員自身が選択すれば良い。
・共済のメリットを強く推せる人が少ない。
・共済の内容やメリットが、もっと理解しやすいようなパンフレットを作成してほしい。又、各担当者の共済に関する知識習得に役立てるようなものがあれば更に良いのではないか。
・いずれ各組合員も県共済に関する情報を知ることになる。組合に所属していたが故に県共済の件について知らされていなかった、と組合員から反感を持たれないよう、全てオープンにした上で個人が選択をすれば良いのではないか。
協議を重ねた結果、県共済関係者が支部又は個人店舗に営業を行ったとしても、それは情報提供の一部とみなし、支部対応又は、個人の選択とする。5共済については、キャンペーンを通じて一人でも多くの人に加入してもらえるよう、又、共済に対する認識を深めてもらえるよう何らかの手段を投じてPRを継続していくことで了承を得た。
(2)平成24年度共済事業加入促進運動について
加入促進運動に係るチラシ、キャンペーン方法等の説明がなされた。昨年との相違点として火災共済・ワイドプランも対象に入れ、担当者に対し交通費の助成がある事、新規だけでなく、増口に対しても目標達成金の対象になる事等の説明に加え、改めて「各支部において、小さな集まり、会議など時を選ばず、気がついた時には共済の話をして頂きたい。」と各支部長へ依頼があった。
(3)ゲートキーパー宣言について
三住理事長より、「ゲートキーパー宣言」は内閣府、指導センターが推進する事業でもあり、これを受け全理連・各組合においても協力する事が決定となった事など、「ゲートキーパー講習会」「ステーッカーやポスター」などについて詳細に説明があった。
(4)平成24年度全国理容連合会衛生順守運動について
資料に基づき運動期間の確認、また、ゲートキーパー講習会と併催して実施していただけるよう依頼があった。
(5)保健所設置市の理容師法条例制定について
厚労省より整備法が公布されたことに伴い、政令都市、特別区に対し条例改正が施行されることを受け、広島市、呉市、福山市が対象となっている事。又、条例改正の変更内容として、福山市は県条例と変わりがない事の説明を受けてはいるが、広島市は「大型店舗の隔壁に対する緩和」(案)が掲げられている事の説明がなされた。現段階では関係者に対し、この案の受け入れは致しかねる意向の申し入れをしている旨が報告された。
(6)理容学校卒業生就活支援について
渡部文化広報部長より資料に基づき説明がなされ、今後、タイムス、ホームページに求人情報を掲載し、又、理容美容専門学校へも働きかけをしていく予定である事が報告された。より良い効果を得る為に、時として直接、店舗へ伺い写真撮影をお願いする場合があることも併せて了解を得た。
(7)その他
7-1. 平成24年度自民党理容職域支部の党費納入について
資料に基づき説明がなされ、自民党費納入に対する協力依頼がなされた。
7-2. 組織強化運動について
「理容の絆 加入パンフレット」が全理連において作成中であり、後日、各支部へ配送を予定している旨が報告された。
7-3.「平成24年度理容業経営実態調査」の協力店舗について
資料に基づき、報告がされた。
7-4. 理容ボランティア活動について
資料に基づき、報告がされた。
7-5. 組合カレンダー掲載作品募集について
今年は、応募作品のサイズを「2L」とさせていただいている事の説明がなされた。
7-6. 広島県ソフトボール大会について
今年度より大会要項の一部に変更があり、45歳以上が左肩につける赤いリボンについて以下の件で確認がなされた。
・大きさ、素材までは厳密に指定はしないが、必ず審判に分かるようにする事
・ユニフォームに縫い付ける事
・各支部で準備をする事
7-7. 第2回組合講習について
資料に基づき、説明がなされた。
7-8. 理事会主催オープンゴルフ大会について
資料に基づき説明がされた。又、当日配布した優待券については、裏面に「広島県理容組合、支部長名、支部長印」を記入・捺印の上、貴支部員又はお客様にお渡し頂きたい旨の説明があった。
7-9. タカラベルモントの設備備品に係る修理について
タカラベルモントの設備備品等の修理について個人的に問い合わせがあり、タカラベルモントに確認した結果、修理する人が一人である為、対応が困難であることなどが説明された。コールセンターのフリーダイヤルが資料として配布され、各組合員への周知徹底のお願いがあった。
7-10.訪問福祉理容セミナー受講者名簿の配布について
支部ごとのセミナー受講者名簿を資料として配布。
7-11.案内書等の発送先について
案内書等の発送先は支部長宛とし、支部長より各部長へ通達を行う事また、支部からの質問等については支部長を通じて行うことが原則であることから本来の流れに戻したい旨が説明され、了承を得た。
7-12.特別相談員 8月研修について
資料に基づき、説明がなされた。
以上で、全議案の審議を終了し、午後12時15分に閉会しました。
県文化広報 渡部義美
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