(1)平成24年度器具商特売について
平成24年度事業特売において販売される商品が展示され、担当メーカ(有)倉頭よりパンフレットが配布された。各支部長により商品確認後、次年度の特売取扱商品として承認された。
(2)支部特別講習について
毎年約100名の脱退者がいる反面、新規加入者がほとんどなく、又、組合員の年齢構成等を考慮すると、4〜5年後には1200名くらいの組合員数になることが予測される。このような厳しい状況の中で、母体である県組合が決して揺るぐ事のないよう、将来を見据えた組合運営を執り行っていかなければならない。今までは事務局サイドが先行した形で執行してきたが、経理、組合運営、組織構成などあらゆる面から見直し、修正に取り組んでいる。
その1つに支部特別講習会開催方法については、以前よりお願いしていた件ではあるが改めてご協力を賜りたい事として、以前と比較し交通の便が良くなり僻地という認識がなくなっている事から、数年前より支部特別講習会を年2回開催については撤廃方向で進んできた。今後は各支部において年1回の開催を原則としてご了承頂きたい。又、受講者が数名の支部、1支部では開催が難しい支部においては、複数の支部が合同で開催して頂けるよう協力を賜りたい。又、福山支部のように大きな支部では、今後の講習会開催については支部負担を検討している。
これに対し、山口支部長より次のような事が述べられた。
「山間部で且つ女性が多数いる支部では介護などの関係から、市へ出向く事,組合講習へ参加する事が極めて困難である。支部特別講習会を年2回開催に替わる支部講習の承認をお願いしたい。例えば隣接した支部、上下・甲山・三和支部が合同で講習会を実施する場合は、可能性としてどうなのか」という質問に対し、理事長より「全てを撤廃しようとしているのではないことを、まずご理解いただきたい。そして、三支部合同での講習会開催の可能性はあるが、必ず事前に申請をお願いしたい。組合員数が激減している今、“昔と同じ…”では運営が成り立たなくなっている事をご理解いただきご協力を賜りたい」との回答があった。
又、小浦支部長より「過去の支部長会の可決事項の1つに、組合員であることの証明を提示することにより各講習会への参加が可能になっていたかと思うが」との質問には「確かに過去には組合員証を配布しており様々な活用方法が提案されているが、決定事項ではない。組合員証の活用を含め支部特別講習についても、4月に開催予定の教育部長会において十分に意見を拝聴し多角方面から検討していきたい。」との回答がなされた。
(3)平成24年度予算案について
先ず始めに、今の段階では組合費アップについては考えていないことが明言された。これに引き続き、火災共済に全組合員が加入となった経緯及び昨年末に突然、全理連から「今年度の火災共済に係る特別推進費が約70万(前年対比 約1/4)に減額」との報告があり、今まで行ってきた全組合員の火災共済掛金の負担が本会計では不可能な事,この件を受け、事務処理上ワイドプラン加入者及び自己負担加入者に対して1年間という期間を限定した上で特別推進費の充当により組合負担とした事,そして各県組合においては特別推進費を見込んでの予算計画をしないよう(今後、特別推進費は0%として考える事)全理連より申し入れがあった事等の説明がなされた。更に、全理連主催のキャンペーンに係る報奨金についても、火災共済加入者が100%でなくなるので、報奨金への影響も大きい事から各々、共済加入状況をしっかりと把握し、今後の支部活動、予算を熟慮するよう指示が出された。
この議案について協議した結果、全支部長の承認を持って平成24年度予算案は本会議を通過し、総代会への提出議案としての承認も得た。
(4)平成24年度高齢者表彰について
資料に基づき説明がなされ、承認された。該当支部長へ表彰状及び記念品が預けられ、支部
総会において表彰して頂けるよう依頼があった。
(5)組合講習の開催日程について
常本支部長より第1回開催資料に基づき説明後、多数の方に講習会へ参加頂けるよう 各支部長へ依頼があった。
尚、日程等については下記の通り
第1回 平成24年7月23日(月) 担当支部 : 広島北支部
科 目 2012年ニューヘア 講師 花島和久全理連中央講師
会 場 広島県生衛会館
第2回 平成24年10月1日(月) 担当支部 : 竹原支部
科 目 2012年ニューヘア 講師 池田道治全理連中央講師
会 場 大広苑 2F 「飛鳥」の間
(6)平成24年度ゴルフ大会の開催について
日程等については下記の通り
日 程 : 平成24年6月11日(月) 担当支部 : 府中支部
場 所 : 久井カントリー
(7)生活衛生同業組合への加入促進用パンフレットについて
事務局より、指導センター及び生衛連合会の連名による13業種を一括に取り纏めた加入促進用パンフレットが作成され、金融公庫、商工会議所、保健所などに配布され窓口を訪れた該当者へ配られる予定である旨が報告された。
(8)共済関係について
事務局より共済関係で支給した新規加入報奨金,加入実績報奨金について下記の通り説明が
あった。
「新規加入報奨金について」
平成23年度キャンペーン期間中(平成23年4月1日〜平成23年12月1日)に新規加入者があった支部が支給対象
「加入実績報奨金について」
各共済の平成23年12月1日現在での加入実績が、平成23年度の加入条件に応じた支部に支給。
上記項目に加え、この度の火災共済加入実績報奨金については、組合が全組合員に対し一律1,500円の負担をしたことにより全支部において100%以上の加入率に達した結果であり、このように加入率を上げ、条件を達成して頂くことで報奨金が支給されますので、加入促進運動へのご協力をお願いした。そして、平成24年度加入実績促進運動の案内は、全理連から正式に決定があり次第、通知する事が申し添えられた。又、今一度、理事長より今回に限り火災共済の加入実績報奨金は全て支部に還付しているが、今後は特別推進費ついては一切、無いものとして解釈して頂き、報奨金支給条件をクリアする事を目標にキャンペーンにご協力賜りたい。又、組合員減少に歯止めが効かない今、県の屋台骨を維持していくために、推進費、報奨金等については一つ一つ精査し対応をしていきたい、との説明があった。
(9)その他について
9-1.東日本大震災に対する義援金の収支について
桐木支部長より、支部員から義援金の使途について説明を問われているのでご説明願いたいとの問いに、詳細まで把握する事は難しい。但し、全理連から提出されている参考資料「東日本大震災支出一覧表」を持って回答とさせていただきたいとし、リストが配布された。
9-2. 講師会主催「強化訓練受講者募集」について
県競技大会前の講師会主催である、強化訓練受講者募集について持井教育部長より説明があった。又、支部長から第63回広島県競技大会に出場した選手に対し、講習会参加への連絡を取って頂けるよう依頼があった。
9-3.管理理容師資格認定講習会について
8月から9月に開催予定の管理理容師資格認定講習会の件につき、受講申込締切日が平成24年5月28日(月)を設定しており、正式な案内文が届き次第、通知を発送予定にある事が報告された。
9-4.生活衛生営業経営特別相談員推薦書について
特別相談員の推薦予定をしている支部には、推薦書をお配りしており、5月及び8月開催の特相講習会に参加が必須となっているので、推薦をされている方にはスケジュール調整のお願いがあった。尚、講習会会場等の詳細については、指導センターより正式な通知があり次第、該当支部へ通知の発送予定である旨が報告された。
又、常本理事より以前は、公庫との面談の時に所得証明書の提出となっていたが、今はシステムが変更し直接、組合への提出となった理由又、融資を希望する組合員にとって抵抗感があるようなので、何とか配慮を願いたいとの申し出に対し、円滑に融資を受けて頂くため、事前に指導センターにおいて書類のチェックを行っており、その為に確定申告書もしくは決算書(法人)の提出が必要となった。この件については指導センターと相談をした上で、今後の対応を検討したいとの説明がなされた。
9-5.株式会社トリムからのデモンストレーション
新商品のデモンストレーションが、潟gリムによって行われた。従前通り各支部長へアポを取った上で、今後の営業活動を行うことが了承された。
9-6.全理連理事長賞表彰
全理連理事長表彰を受賞した兼藤支部長、藤井支部長に理事長より表彰状及び記念品が手渡された。
以上で、全議案の審議を終了し、午前12時30分に閉会した。
県文化広報 渡部純路
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