広島県理容生活衛生同業組合-広島県内の理容室紹介と検索。広島理容タイムスの紹介等

　広島県理容生活衛生同業組合
　理事長三住武

新年明けましておめでとうございます。
組合員の皆様方には、穏やかな新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げますとともに、組合運営並びに諸事業の推進にあたりましては、格別のご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、日本の経済は自民党から民主党に政権が交代して1年あまりが経過しましたが、いっこうに明るいきざしが見えず、ますます混迷しているのでは思われます。我々理容業界を取り巻く環境も一層厳しい状況におかれておりますが、このような時にこそ、我々業界は、組織力、団結力をもって新たな理容業構築に向かって諸事業を積極的に推進して行かなければなりません。

また、組合では各種の合理化策、節約に努めておりますが、長期的な視野に立った組合運営、財政の健全化に各種方策を検討していかなければならないと思っております。
いずれにしても今後の組合運営は非常に難しく厳しさは増すでしょうが、大事なことは組織が安定し円滑に運営できる環境を保持することだと思いますので、これからも組合員の皆様の声と英知を結集し、新しい時代に向けた組合運営を推進してまいりたいと考えております。
昨今、全国的にみても理容学校への入学者数が激減し、廃校の危機に陥っている理容学校があり、今後の理容業の衰退が危惧されるところです。

組合員減少に歯止めをかけるためにも、理容業界を活力あるものにするためにも、若い世代に理容業への興味を持ってもらうために小中高校生に向けた理容業の楽しさを伝える事業は、どんな形にしても継続をしていかなくてはならないと思っておりますので、今後とも格別のご協力をお願いいたします。次世代にこの業をしっかりと継承するために、経費節減に努めつつも必要な事業は力強く進め、組織の強化・活性化を図ってまいりますので、組合員の皆様方には一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。本年が、組合員の皆様にとりまして、素晴らしいご繁栄の一年となりますようご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶といたします。

平成23年元旦

　全国理容連合会
　理事長大森　利夫

新春を迎え謹んでお慶びを申し上げます。
皆さま方におかれましても、新しき希望と計画を抱かれ新春を迎えられたことと存じます。
私は今日まで、次の世代を見据えながら諸事業の改革案を打ち出し、その実行に傾注してまいりました。世の変化にいかに適正に対応できるかが最も大切であります。過度に保守的・悲観的になるのではなく、現状を認識してやるべきことを自信を持ってやり抜くことが大切であります。そして今年は、その『姿勢』から将来を見据えた『成果への現状確認』の年にしなければならないと考えています。

ご承知のように、昨年、政府の行政刷新会議による事業仕分けにおいて、理容師美容師試験研修センターの指定講習事業および全国生活衛生営業指導センターについて「廃止」との評価結果が出されました。連合会では直ちに全国47都道府県組合1,164支部との連携により、組織の草の根運動として署名運動を展開、数多くの署名簿が集まりました。

全国生衛16業種などから集まった署名簿（署名総数905,896名）は全国生衛指導センターでまとめられ、厚生労働省へ提出され、生衛業の思いを内外に示すことになりました。さらに、47都道府県組合と連携をとり、問題解決に向け積極的なアプローチをしながら、７月に長妻昭厚労大臣（当時）との面談が実現し、事業の継続など、理容師の思いを伝えたのであります。そのような多くの方々の努力の結果、厚生労働省では生衛業の趣旨並びに現状を踏まえゼロベースで見直し、新規補助金として生衛業への支援を実施する方向が打ち出されました。

勿論、世の中すべて楽観は許されない状況でありますが、このような流れの中、私は理容業界の足腰を強めるために後継者育成対策を重要施策として、若者を理容業に取り込む「理容体験学習課外授業プログラム」を各組合との連携のもと実施した結果、前年を上回る理容科入学生を獲得しているところも出始め、実が結び始めた感触を得ていますので引き続いて力を注ぎます。
　
また、サービスや技術の強化を図るため、現在全国展開している「訪問福祉理容セミナー」や新メニューとして提案する「究極のシャンプー＆シェーブ」講習会などの理容店営業支援事業に力を入れるとともに、「理容ボランティアの日」や子供の緊急避難店「こども110番の店制度」、「地球温暖化防止対策の推進」などの社会貢献事業についても一層進めてまいります。
さらに、顧客ニーズに応える新メニューに対応するための店舗改装プラン（理容チョキちゃんサロン第２弾）についても、組合加盟店であることのメリットを最大限に活かした企画として取り組んでいきます。歴史と誇れる私共の理容の業を次世代へ伝えていくため、本年もさらなる事業推進に全力を上げます。
どうか旧年にも倍してご指導ご協力くださいますようお願します。

第62回全国理容競技大会を顧みて
県教育部長　持井忠之

第62回全国理容競技大会は、“瀬戸に輝く、美と技の鋏艶”と銘を打ち、香川県高松市で開催された。
今年から3種目になりましたが、さすが全国大会、広い会場狭しと多勢の入場者で賑わった。屋外では、理容関連の販売、及び飲食等のブースが所狭しと並び、大会の風物詩ともなっている。

会場は去年の京都大会と同じように2階席は無く、1階のワンフロアーで競技会場と審査会場を設け、その周囲は実行委員会と報道関係者の通路となっていた。その後方に多くの椅子席を設けられていたが、競技が進むにつれその境の整理がつかなくなり、椅子席の人にははなはだ迷惑だった。私もその席でしたが、周囲をいくら回っても同じでした。3回戦ともなると益々混雑を極め、誠に寂しい思いがしました。この状況では選手の動き、作品の出来具合等厳密に見ることが出来ず、選手に関しての記事は、担当講師に任します。

今回のみではございませんが、お礼と感謝をしたい事があります。それは、特別強化訓練初日から全国大会が終わるまで、お手伝いいただいた青年部の方々です。それは、カラーをはじめ、メーキャップとか、周囲の整備とかで選手を助けていただいて本当にありがとうございました。

最後になりましたが、組合執行部及び事務局の心配りに対して心より感謝申し上げます。

１部　クラシカルカット・ファッションカテゴリー

２０１０年１０月１８日サンメッセ香川での　第６２回全国理容競技大会の観戦記です。
第一部門、小松選手そして西岡選手が今入場してきました、小松選手の椅子番号は4番最前列ですそして西岡選手の椅子番号は12番2列め中央です。

落ち着いた様子で道具の点検をしています、さあいよいよ競技開始です10時15分スタートです。すばやくカットクロスを巻いてカットに入りました。両選手ともいい感じですすんでいます。小松選手はかなりハイペースでカットをしています。少しもみ上げのラインが段になって見えます。何とか合図をおくって気が付いてくれたようです直しています。

西岡選手は何時もの感じで淡々と同じリズムでのカットです。開始13分小松選手がセットに入りました。全選手の中でも一番早いんではないでしょうか。早すぎてカットミスがなければいいですがセットは順調に進んで居るようです。残り15分西岡選手がセットに入りました。何時もくらいのペースです後頭部の根起こしから入って天頂部、フロント、サイド、ドライヤーをかけ終わってアイロンに持ち替えます。動きはいいようです。小松選手はドライヤーも終わりカットの修正も終わり最後の詰めの仕上げを指で毛束一つ一つを整えて居ます。

西岡選手もアイロンを終わりメッシュコームで梳いて残り時間5分全選手の動きが慌ただしくなってきました。両選手観察をしながら残り3分もっと良く見て落ち着いて残り1分頑張れしかっりスプレーして競技終了です。小松選手の全体に散らしたレッドがすごくきれいに見えます。いい感じです。西岡選手グレーとブルーの色合いが柔らかい感じが出ていい雰囲気を出して居ます。両選手本当にお疲れさまでした。

講師批評/島田貴一

２部　レディースカットモードカテゴリー

広島県代表西村選手、今回で4回目の全国大会出場。
前日は、深夜2時までカラー調整とトリートメントをし、ウイッグで手順の最終確認。
大会当日は、最終トレーニングを午前4時から行い、メイク・衣装に着替えて、会場に向かった。
今年は、競技の順番が遅く、第2部門が最後、モデル審査も別会場。
各部門が終了し、いよいよ協議の開始！！
広島県代表西村選手、椅子番号7番！！
よい番号だ。
まずは、ネ―プからセニングで大胆に毛量を落としていく。
そして、トップから左サイド、右サイドとグラディションに順々にカットをしていく。
カット時間は15分。中々いいリズムでカットをしている。
毛先にスライド、最後にフロントの細かい部分をカットしている。
ブローに入った。トップから、左、右と合わせるように作り、バックを上向きにブローしていく。
手順が、練習の時と違う！！
濡れているのか、乾かしている様子。タイムロスだ！！
ブローローションをつけて、ロールブラシで艶と流れを出していき、ドライヤーが終了。
タイムロスであせっている様子だ・・・落ち着いて。
ワックスを塗布して仕上げに入る。
合わせが薄くならないようリングコームで梳きつけ、全体のシルエットを確認し作っている。
競技終了。
全体を見渡すと、今年は審査会場が暗く、ネオンカラーカが多く効果的だと感じる。西村選手の作品を見ると、カラーが目立たず、毛先の処理が悪いように見える。
もう少し繊細で極めの細かい仕事を望む。
来年に向け、より一層気を引き締め、日々努力してください。

講師批評/漆原　哲男

３部　TRICK

第63回全国理容競技大会は香川県高松市サンメッセで開催されました。
1部門が終了しいよいよ3部門(トリック)の競技開始です。
広島県の代表選手は坂本君です。
選手の入場です坂本君はゼッケン51番後方から2列目先ず先ずの場所です。

初出場と言う事で表情もやや緊張して居るみたいだ。落ち着いて今までの強化訓練通りの作品を作って欲しい。
各選手の準備も終わりスタートの合図とともに館内があわただしく成る。競技はカット＆セット通しで35分間ベーシックカット10間の後セニングカットを施す。セットのシルエットはアシンメトリーで前流しフロントは振り込むスタイルです。

坂本君も落ち着いて天頂部よりカットに入り順次進めていく。サイドの刈下げも終わり、バックのセニングカット、天頂部のパネル後とのセニングは、遠目にやや少ないように思える。フロントのスライド動きを出すためにしっかり取って欲しい。周りを見ればセットに入る選手が大半。ようやく坂本君もセットに入りバックからブローに入る。順次進めて行く、タイムは刻刻と迫りやっとファストブローが終わりセカンドをロールブラシで毛の流れの表現付け。坂本君、あわただしワックスを付けいよいよ最後の梳き付け全体のシルエットを確認しながら流れ作りエリア間を出しタイムも1分スプレー吹きながら表面のチェック。もう一息頑張れ坂本君良く腰を下げてシルエット見ているフニッシュまで後数秒会場内がスプレーでもやる坂本君も残り2秒で終了の合図。
坂本君お疲れ様でした。

講師批評/ 若山　芳之

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内容	支部名
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衛生講習・技術講習	福山支部
衛生講習・技術講習	呉東支部
グランドゴルフ	尾道支部
衛生・消毒講習	府中支部
親睦会	庄原支部女性部
紅葉・宮島へ	福山支部
県北ブロック会議	三次支部
衛生講習・技術講習	庄原支部女性部
商工会講習	広島北支部
親睦会	安芸支部
支部旅行	廿日市支部
グランドゴルフ	尾道支部
衛生消毒講習	尾道支部
ヘア・カラー実技講習会	広島南支部

「ブログはじめました」　賀茂支部　松井利彦

最近よく聞くブログやツイッター、既にはじめている方も多いのではないでしょうか。
ブログは、日々の出来事や自分の想いなどを書く、公開型の日記みたいなものでツイッターは、ブログより小刻みに今の状況や思っている事などを発信(つぶやく)します、
いずれもみんなに公開してコメントなどのやりとりができます。
芸能人や有名人のブログサイトがあり、順位がついており上位にいる人は、人気もあるけど、読んでいておもしろいなと思う記事を書いてあります。
そこで、文章力と話術のない僕は、それを養うべくこの度ブログを始めました、
いざやってみると「何を書こう」とか「書いたけど内容が普通」やらで大変です。
話し上手なお客さんにコツを聞いてみました、
「面白くしようとするから難しいんだ、ありのままがいいんだ。」と答えてくれました
ありのままの僕は面白くないんですけど・・・。
内容は、さておきブログのネタを探すことにより、何となく過ごしていた一日を振り返ってみたり、景色などを意識して見るようになりました。
これからも毎日更新を目標に書きます。
手軽に始められるのでみなさんもブログで、いろいろな人とコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか。