私の趣味は、映画鑑賞です。ジャンルを問わず色々観てきました。数ある理容師がテーマの映画の中から今回はベルリン国際映画際で紹介された「バーバー吉野」をみなさんに紹介します。
ジャンルはコメディーです!内容は、山々に囲まれた田舎町。そこの小学生は皆、額の上で前髪をビッチリそろえたおかっぱ頭「吉野ガリ」で100年以上も統制されており、町の床屋「バーバー吉野」のおばちゃんはそのへんてこな伝統をかたくなに守っていたが、ある日東京から転校生が現れて、吉野ガリのヘンテコさを指摘したことから、町は一大騒動へと発展していく...という感じなんですが、とにかく、見事に皆、吉野ガリなんです。
綺麗にカットされてるので、おかしさ倍増ですし、床屋のおばちゃんは、もたいまさここの人の演技は、こんな理容師さんいるいるとうなずいて笑ってしまいます。
でも、私が何故この映画が好きなのかというと、内容や髪型の面白さもさることながら、バーバー吉野での、カット風景、雰囲気、お客様とのやりとりが、私の子供の頃に実家でみていた暖かい風景に似ているからです。99パーセントはお腹を抱えて笑ってしまう映画です。でも、あと1パーセントの暖かい床屋のやりとりはきっとみなさんに共感していただけると思います。ぜひ、楽しんでみてください。そして自分の小ネタにしてください。
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