(1)開会
定刻に至り、司会者渡部理事開会を宣した。
(2)理事長挨拶
三住理事長より、総代並びに来賓へ出席に対するお礼の言葉があるとともに、
今トータル的に言うと、日本の全ての事が混迷していると私は率直に思っております。
そういう状況の中で、この7月11日には参議院の選挙も行われます。今日ご出席の宮沢先生を我々の推薦候補者としてお願いをしているところでございます。
一口で申しますと、今の仕分けのことを申しますと、私共にとっては言語道断な見解が表には出ておりませんが、中で沢山ありますので、それは後程端的に説明させていただきたいと思いますし、今こそ一致結束して、自分の思いも込めて一生懸命この事案について取り組んでいかなければいけないと思っております。
その中で皆さんに署名運動とか色んな事をお願いしている訳ですが、万難を排して一つの目的に向かってという領域の中では、いまこそ一致結束する時であろうと思っておりますので、今後の動向を見極めながら対処して参りますので、よろしくご配慮方ご協力をお願いしたいということが挨拶としてあった。
(3)功労者並びに優良従業員表彰
本年度の組合功労者、優良従業員の代表者、退任講師にそれぞれ表彰状ならびに記念品が授与された。
(4)来賓挨拶
議長より7月に実施される参議院選挙に立候補される前衆議院議員宮沢洋一氏が紹介されるとともに、理事長より組合並びに全理連の推薦状が交付され、宮沢洋一氏よりお礼のことばがあった。
その他来賓の各氏より祝辞があるとともに、祝電が披露された。
来賓者氏名(敬称略)
衆議院議員 岸田文雄(代理)
衆議院議員 河井克行(代理)
前衆議院議員 宮沢洋一(参議院議員立候補者)
広島県議会議長 林 正夫
広島県議会議員 吉井清介
広島県食品生活衛生課長 田中富士雄
日本政策金融公庫広島支店国民生活事業統括 宮尾 修
附議事項の審議に入るに当り、議長、副議長が登壇し、挨拶の後、本日の通常総代会は出席総代が定足数を満たしているので有効に成立した旨、議事録作成者は森山理事であることを告げたのち、附議事項の審議に入った。
(5) 附議事項審議
第1号議案 平成21年度事業経過報告承認に関する件
議長は、議場に対し原案は事前に送付してあるので、質疑応答に
入りたい旨を述べ、質疑応答の後、これを議場に諮ったところ、満場一致をもって異議なく原案どおり可決決定した。
[質疑応答]
宮地(広島西支部)=3ページの第1回理事会その他の項に「講師の定年について」とあります。講師の定年制について、現在の考え方を教えてください。
理事長=講師の定年制につきましては、色々と講師の方達を含めて検討を重ねて参りましたが、当県としての結論はあえて定年制は引かない、これだけの講師の方々で定年ということになると、60歳となりますので、そういうことが大きなマイナス要因に繋がってくるだろうという見解を現在ではとっております。
よって、講師の定年制は、あえて引いておりません。
先ほど表彰、ご披露いたしました広島東支部寺岡先生は、定年制を適用した領域ではございませんので、重ねてご了解をお願いしたいと思います。
櫛部(廿日市支部)=ソフトボール大会を、県大会ではなく、同好会形式にしたらどうでしょうか。
理事長=色々ご意見はおありのことと存じますが、過去の経緯を申しますと、ソフトボール大会の廃止に始まって、色々検討をしたのが3年ぐらい続きました。しかし、依然として結論的なものがでなかったのは事実です。そういう意味からも、今のご意見はご意見として捉えさせていただき、今後の検討課題にさせていただきます。
第2号 平成21年度収支決算報告承認に関する件
議長は、監事に監査報告をさせ、原案は事前に送付してあるので即質疑に入るとのことがあり、質疑応答の後、これを議場に諮ったところ、満場一致をもって異議なく原案どおり可決決定した。
[質疑応答]
宮地(広島西支部)=53ページ損益計算書の利益の部退職金取崩益は、貸借対照表の役員慰労金だと思いますが、科目は統一した方が分かりやすいと思うので検討をしてください。
木曽副理事長(経理部長兼任)=了解しました。
宮地(広島西支部)=退職金取崩益575万いくらかですが、支払役員退職金が、6,669,471円となっています。この差額が916,744円となります。この差額分はどの項目から充当されたのかお聞きしたい。
木曽副理事長(経理部長兼任)=役員慰労金は、定款規程により退任された時にお支払をするものですが、昨年の定款改正により、今までの分をお支払した訳ですが、処理については税法にのって処
理をしております。
宮地(広島西支部)=財産目録に記念品在庫分が40万強ありますが、昨年と比べて10万ぐらいしか減っていないのですが、残りの処分方法は考えておられますか。
理事長=無論常に考えておりますが、購入時にまとまった数を買わなければ価格的にあの価格で入らなかった言うこともあって購入したのが、皆さんの発注が以外に少なかった。それ以後色んな状況の中で消化はしていくように努めておりますが、未だ消化しきれていないというのが実情でして、申し訳ないと思っております。
ご入用の方がおられましたら、ぜひとも対応していただければと思います。
櫛部(廿日市支部)=今の在庫について、いつまでも倉庫にあって大変でしょうから、早く使う方法はないのですか。
私が考えるならば、6月開催の「理容フェスタ」で来られた方に渡
すのも一つの方法ではないでしょうか。
理事長=むろんそのとおりです。また、保存期間にも限界がきていることも承知しておりますので、ソフトボール大会、ゴルフ大会等でも消化をしなくてはいけないと思っております。
第3号議案 平成21年度剰余金処分案承認に関する件
議長は、議場に対し原案は事前に送付してあるので、質疑応答に入りたい旨を述べ、質疑もないことから、これを議場に諮ったところ、満場一致をもって異議なく原案どおり可決決定した。
第4号議案 平成22年度組合借入金額並びに一組合員に対する貸付、保証金の最高限度額承認に関する件
議長は、議場に対し原案は事前に送付してあるので、質疑応答に入りたい旨を述べ、質疑もないことから、これを議場に諮ったところ、満場一致をもって異議なく原案どおり可決決定した。
第5号議案 平成22年度事業計画承認に関する件
議長は、理事長に説明させ、質疑応答の後、これを議場に諮ったところ、満場一致をもって異議なく原案どおり可決決定した。
[理事長説明]
皆さんご存知のように今一番ネックになっているのが、組合員の減少です。それによって一口で言えば収入は激減しております。しかし、事業は円滑に行なわなければいけないということを骨子に、要するに資金の運用については、より厳しく、効果的な運用を考えております。具体的にはその都度見えてくるかと思いますが、辛抱してケチな根性でしないとこの状況は乗り切れない、事務所も、今2名で遂行してもらっています。大変な作業であることは承知の上であえてお願いをしておりますが、色んな中での財政面は、効果的に運用できることは効果的に運用することを主眼に考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
また、具体的な事業については、列記しておりますのでよろしくお願いします。
[質疑応答]
宮地(広島西支部)=事業計画で今年度管理理容師講習が2回計画をされていますが、先般行なわれた事業仕分けにおいて、この管理理容師の講習が廃止という結論がでております。ただこれは法的な効力は全然ありませんが、県組合としてこの事業仕分けについてどういう考えをお持ちでしようか。
理事長=これは皆さんご存知のようにテレビ等々で放映された案件でございますが、知っている限りご説明申し上げますと、要はこういう事態をまねいたのは、今の民主党政権下でおきてきたことですが、5月24日の事業仕分けヒアリングの時、有識者を含め事業仕分けに係わった方達からおきた話の中で「店舗がつぶれたら、新しい店舗ができればいい」という大きな意味での見解を取っていることは、一番許せない領域です。全く経緯経過の分からない方達がこの仕分けをしている実情ですので、私たちはもっと自助努力をするとともに、そこを踏まえた上で、今度の参議院選挙に臨まないといけないと思われます。
その中で、管理理容師の講習会については、22年度は現状で推移することはわかっており、廃止につ
いては法改正が伴いますのでこれからのことと思いますが、管理理容師資格認定講習を希望される方は、もう少し先が見えるまで待ってください、ということしか現在は考えておりません。なお、行っている講習内容の充実や改正は検討されるべきだと思われます。
また、生活衛生営業指導センターについては、私共生衛業は、振興計画書を厚生労働省に提出しておりますが、これは生活衛生融資制度などを含めすべてが生活衛生営業指導センターに係わっています。そのような中で、生活衛生営業指導センターのことについて、天下りという領域の中で4億1千800万という数字が出たやに聞いておりますが、これは一口で言えば、生活衛生営業指導センター全職員の給料等を含めすべての事を網羅したトータルの金額で
それを廃止となれば生活衛生営業指導センターそのものが廃止、なくなるという見解を取らざるをえません。となりますと、現在の融資制度等諸々のことに係わってきますので、断固反対をしなくてはいけないと思います。生活衛生営業指導センターに対する助成費等補助金は、零細事業が大半を占める生衛業にとっては必要不可欠な制度ですので、そのために全国生衛業600万票が、主張を繰り返していくしかないのではないかということで、署名運動を展開いたします。先週金曜日に開催された全理連の総会・評議員会において、政府の進める行政刷新会議の事業仕分けについて、「天下り、歳出削減」は賛成するが、廃止結論には断固反対の決議をしておりますので、皆さんには、2度、3度のご足労をお掛けいたしますが、署名運動には真摯に取り組んでいただきたくよろしくお願いしたいと思います。
第6号議案 平成22年度収支予算承認に関する件
議長は、議場に対し原案は事前に送付してあるので、質疑応答に入りたい旨を述べ、質疑応答の後、これを議場に諮ったところ、満場一致をもって異議なく原案どおり可決決定した。
[質疑応答]
田地(広島東支部)=賦課金についてですが、決算では実質収入が3,600万、予算では賦課金の収入が3,936万となっています。
この理由は。
事務局=貸借対照表53ページに、仮受金500万が計上してあります。これは、過去の賦課金を仮受けとして残しており、予算編成の時は、この金額を含めた金額を賦課金として計上することに
しております。
宮地(広島東支部)=質問ではなくお願いなのですが、支部の経理書類を始め書類の保存期間について、県組合で基本を示していただきたいと思います。
議長=後日事務局より、各支部長にご連絡を致しますのでご了承をいただきたいと思います。
議長は以上をもって第61回通常総代会の議案全部の審議を終了した旨を述べ、11時25分閉会した。
県文化広報 渡部義美
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