広島県理容生活衛生同業組合 ひろしま理容タイムス
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2008年新年挨拶
広島県理容 生活衛生同業組合
理事長 三住 武
2008年新年挨拶  
新年おめでとうございます。

組合員の皆様には、輝かしき新春をお迎えのことと心からお祝申し上ますとともに、平素は組合の諸事業に対し格別なるご理解とご協力を賜っておりますことに対し、厚くお礼申し上げます。 

 昨年は原油価格の高騰等もあり、今までに増して業界を取り巻く全般の経済環境は厳しく、政府が言っているような好況は感じられません。さらに、業界では、依然消費者志向の多様化、低料金等新業態店の参入を始め、急激な経営環境の変化への対応が遅れ、低迷を余儀なくされております。

 また、これらに附随して後継者難、廃業脱退者の増加、留まらない組合員の減少は、組合の組織運営に大きな影を投げかけております。
こうした様々な変化に対応し、業界の振興と発展を図るには、今後は組合一丸になって、閉塞感を打破する施策を考量しての営業支援事業に取り組み、消費者に高い評価をいただけるように価値観の高い顧客本位の営業に組合員が展開していただけるよう努めてまいります。
特に、組合では、女性市場の拡大・獲得策として、レディスシェービング&美顔エステの技術普及。そして、ツーペ(かつら)を理容師の手でをスローガンにして、ツーペの技術普及に取組んでおりますが、今後もこれらを継続して営業支援事業に取組んで行きたいと考えております。
 
  昨年は、永年の懸案事項でありました広島県理容師法施行条例に、「作業場には、手指・器具等の洗浄のための洗場及び洗髪のための洗場をそれぞれ設けること。」が、5月1日より、改正施行されました。これも偏に組合員の皆様、組合並びに支部顧問の広島県議会議員の皆様のご協力の賜と改めて感謝申し上げます。
 しかし、国が進める規制緩和に基づく業務独占、理美容の業域等の問題など、業の根幹を揺さぶるテーマを未だに抱えており、今後もその動向に十分注視し、全理連とともに継続して堅持するよう、関係機関に引き続き働きかけていくことにします。
 また、近年の後継者難、脱退、廃業の激増などを要因とする組合員の現象は、組合財政を圧迫し、その健全化が急務となっており、数年来、当組合では各種の合理化策、節約に努めておりますが、まずは、組合員の皆様に、全理連共済制度の加入促進についてご協力をお願いしたいと思います。ご承知のとおり全理連では運営の約6割を共済の還付金で補っております。より一層ご理解をいただき、ご加入いただくことにより広島県組合も組合運営の維持管理、基盤作りができるものと確信しております。組合員の皆様の理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。
その他今年も組合が抱えている問題を、一つ一つ前向きに取り組んで行くとともに、理容業発展のため、役員一同一丸となって全力を傾注する所存でありますので、組合員の皆様の一層のご理解お力添えを懇願申し上げます。

最後になりましたが、新しい年が皆様にとって最良の年となりますようご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。 



全国理容連合会
理事長 大森 利夫
新年おめでとうございます。
組合員の皆さまにおかれましては、それぞれに新春の抱負をいだき、越年されたことと存じます。

私は、一昨年5月、全国理容連合会理事長に就任して以来、未来(夢)ある業づくりをめざして「やる気、勇気、元気」をスローガンに、改革の炎を燃やし続けてまいりました。
コンプライアンス(法令順守)、後継者育成、理容店営業支援――この3つの基本理念に、業権の確保、業界利益保護、健全な財政運営に取り組むべく15の施策を策定し、次の具体的な施策を推進しています。
1.国が行う規制改革等に関連した、理容師の業務独占資格を堅持するための対応。
2.理容の魅力をアピールし、理容業の本質や将来への可能性を訴求するためのテレビを中心としたPR活動。
3.理容界への若者の参入促進を目的として、高校等へ出向いての理容体験課外授業の実施。
4.理容店営業の支援を図るためのツーペ技術の取り込み、美顔エステ(リフトアップ)の普及等、理容師ならではの新メニューの提案。
5.福利厚生事業である「各種共済制度」や「全国理容共済会ゆめ倶楽部」の充実。
私は今後も、これらの事業を積極的に推し進めるとともに、世界規模で急変する社会状況に合わせた確固たる事業内容を構築し、この理容業を次代にしっかりと受け継いでいきます。

また、生衛法(生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律)制定50周年、理容師法施行60周年を迎え、各地で記念式典や記念誌の刊行が行われておりますが、理容師の身分を定める理容師法、業界安定のための生衛法――この画期的な法律を実現してくれた先人に感謝しながら、これを契機として将来を見つめた的確な判断のもと、新たな道を切り拓いていきたいと決意を新たにしているところであります。

わが国の経済は、緩やかながらも景気回復が続いていると言われていますが、中小・零細業者には、依然、厳しい経済環境であることには変わりがありません。そのことは理容業界も例外ではなく、大型低料金店や他産業との厳しい競争の渦の中にあり、今こそ新たな希望の道を、それぞれの努力とアイデアで切り拓いていくことが求められております。

全国理容連合会では、各都道府県組合や組合員の皆さまとが力を合わせ、将来に希望が持てる業への構築に向けて努力してまいりたいと考えています。どうか本年が、その意味において可能性に満ちた輝かしい年となりますよう祈念して、年頭のあいさつとします。


2008.1st New Hear
バックにはグラデーションからサイドにむかってハイレイヤーにつながるようにトップには左からハイレイヤーのガイドと合わせアシンメトリーに部分的にステップカットをし根元近くからスライドカットをしていますセニングは根元の毛量調整のみです
注意点は特にブローでつくるんじゃなくカットでつくる様に

広島東支部 小田淳介(クラウンエリート)




 第59回全国競技大会観戦記
第59回大会は岩手県の岩手産業文化センター“アビオ”で開催された。この会場は広く、大きく現代機器を備えた体育館だった。
 北海道大会と同じように、競技会場と審査会場の周りに5〜6メートル幅の報道関係者のみ入れる通路を設け、整然とした会場だった。二階席はほぼ満員で、ぐるり応援旗が張り巡らされ関心の高さを示していた。
 今回は、競技会場と選手、モデルの控え室が離れていて、100メートルの長さの地下道で結ばれていて、往復が大変だった。
 広島県は、4種目すべてに出場しました。選手の皆さんご苦労様でした。真剣に取り組ましたが成績は思わしくない。3人の選手が初めての出場で、雰囲気に飲まれた気配がある。目に付いた敗因ですが、まずは、同じ箇所を何回も修正する事自体不慣れな現れであり、その分時間に追われ、十分に観測が出来ないまま終わったように思う。我々の仕事は「観測に始まり観測に終わる」これが基本です。練習時には何回もやかましく言ってきましたが出来なかった。残念です。カットは順序どおり確実にする事が大切です。1分1秒の争いだからです。鋏をよく切らし、櫛に毛髪を十分通し、確実に切っていくことです。
切って形作る事です。
 二つ目は、根起こしが出来ていなかった事です。1本1本確実に直上に起こして初めて形作られるのです。出来ていない箇所があるのでシルエットにならない。
 三つ目は、自分が描いているシルエットが全国大会上位の作品のシルエットとかけ離れていて遠く及ばない。優勝作品を知らなければそれは作れない。
 以上のことは基礎テクニックが出来ない事が起因です。面が揃わない、線が出せない、色彩が綺麗に出せない、根起こしが出来ない、確実に切れない、こんな事は基本中の基本です。出来るまで1から出直しです。東京、大阪の選手は毎日3時間は練習しています。広島県は選手数が少なく、競争相手がいない、張りつめた気持ちを持ちにくいと思いますが、全国大会出場を目指す選手はせめてその位は練習してほしい。そして互角に戦える実力を身に付け、過去素晴らしい成績を持つ県の先輩に対しても恥じることなく、ましてや中国ブロックbPを常に維持するよう選手は頑張っていただきたい。厳しい評価を下しましたが、頑張っている人がいるのです。そのことを考えてみてください。
 尚、最後になりましたが、来年度の県大会には、大勢出場していただきたいものです。 支部長さん始め特に教育部長さんには、大勢選手を送っていただくようよろしくお願いします。

県教育部長 持井忠之


1部 クラシカル・カット・スタイル
 1回戦の開始30分前、最初の競技だ。会場が緊張感につつまれる。しばらくして選手入場、それぞれの椅子につく。
「始め」の合図と共に小田選手が動く。天頂部からカットに入る。落ち着いているように見える。次にサイドに移動。小さな目を大きく見開いての健闘。鋏の開閉もスムーズだ。後頭部カット後、後頭部下部にレザーを入れる。この時に思った。色彩が上手くいくだろうか、レザーを入れた線が上手く取れるだろうか、と。思ったとおりそれに時間をかけたが、結果取れていない。残念だ。残りの時間をシルエット作りに費やす。練習のときより上手く出来ていたが、全国大会種目としての評価は高くない。もっと角(かく)にすべきだ。然し初めての出場としてはよく頑張ったと思う。今回は特別訓練を含め素晴らしい経験と勉強になった事でしょう。来年度は大幅に改正されますが、県大会に出場する事を約束しました。その意欲を買います。素晴らしい技術者になってほしい。健闘を祈る。
県講師 清水 潔

2部 レディースカットヘアー
大会当日、午前3時よりトレーニング会場で最終トレーニングを行い、モデルのメイク、衣装を着替え会場となるAP10(岩手産業文化センター)へ向かう。
 開会式が終わり、第1部競技が始まる中、同会場左側コートで第2部レディースカットのモデル審査開始。1番から順に2cmカット、モデルはタオルで顔を覆い、水スプレーで根元から洗われるほど濡らされていく。
 モデル審査が終わった順にモデルは選手が技術をやりやすいようにタオルで髪の水分をしっかりふき取り、ブラシでパート、毛流を整え2部モデル審査終了。
 いよいよだ!!第2部競技が開始、広島県代表西村選手12番!!
 バックから左サイド、右サイドと順々にカットを始める。事前にモデルでのカットの練習が出来ず、思いきりよくカットできず、毛量の調整が不十分に見える。
 フロントの左側はスライドカットで毛束を出すようにカットをし、右側は長さを残してカット。
 全体にセニングスライドカットで毛量調整。
 25分経過、全選手セットに入る。左サイド、ネープ、フロント共、リズムよくセットしている。次にトップから順に高さを出してバックにつないでいく。
 いつもよりペースが速すぎる「落ち着いて・・・」
 ドライヤーを置き、毛束を整えながら全体のシルエットを作って仕上げている。
 競技終了。西村選手の作品を見ると全体的に重たく、カット不足のように見える。カットを活かした作品の取り組みを今後も勉強し、頑張ってほしい。

3部 REVO
 2007年10月22日、明け方から少し小雨の降る中、岩手産業文化センター(アピオ)に於いて、第三部門revoに、加藤進選手が出場致しました。
昨年は、第9位と入賞まで後一歩の成績でしたので、今年は前夜のトレーニングの出来栄えも良かった分、本番が楽しみでした。
今年で 回目の出場となるので終始落ち着いて仕事してましたし、時間配分も考えて行われたと思います。
正面・側面から見たシルエットは大変良かったです。全体的に短く切りすぎの為か、revoのカットテクニックである、スライドカットでの毛束感・躍動感が表現不足。トップのスクープカット及びクロスラインカットにおける、不規則な毛流れが、今一つ乏しかった様に思われます。
以上の事は、言わなくても選手が一番分かっておられると思います。本番で自分の力を出し切り結果を出す事は、とても容易では無いと実感させられました。
今回の悔しさをバネに選手の皆様は、今後の県大会及び全国大会に生かしていければ幸いにおもいます。
最後に、ご健闘をお祈りいたします。 

4部 ブロース
 10月22日第4部門ブロース開始5分前若山選手落ち着いて準備をしているようです。
今朝は3時30分からトレーニングそして仕込みをしっかりやってきたんですがモデル審査でしっかり濡らされてしまい仕込みの効果はあまりきたいできそうにありません。
11時55分スタートしました。
なかなか落ち着いた様子でカットを始めました。
ペースはよさそうです最後までこの調子でやってほしいものです。
フロントから一気にじか鋏でトップに向かってカットを進めています。
そしてサイドからのカット、何となくバタバタしている様に見えます始めての全国大会でペースがうまくつかめないのかもしれません。
後ろのカット、クラウン部分に長さを残しながらつないでいます。
間もなく競技終了ですセットに入りました。
ワックスを揉みこんで表情を出しています後一息がんばれ若山選手!
競技終了お疲れ様でした見ている方も疲れました。
若山選手には是非また頑張ってほしいものです。




支部だより
各内容をクリックすると詳細内容が表示されます。
内容
支部名
技術講習会 安芸
講習日和 加茂
レクレーション 県女性部
衛生講習、支部講習 呉西
組合講習 広島北
第5回親睦パークゴルフ大会 三次
衛生講習と減らそう犯罪 三次
日帰り温泉旅行 三次
パークゴルフ 庄原支部女性部
ストレート講習会 上下
衛生・税務講習 竹原



リレーエッセイ
 「The 忘年会!!」  広島北支部 川瀬 英治
  新年 明けまして おめでとうございます。
皆さん! 昨年末はいかがでしたか? 忙しくてホクホク♪の貴方も、そうでなかった貴方にも、新たなる1年のスタートがやってまいりました!!
 かく言う私の店は・・・残念ながら後者の方で、餅代にも困るほどでしたが、幸運なことにお客さんから鏡餅を数個、お餅をたくさんたくさん頂きまして・・・ お正月は毎年、炭水化物には困らないのです。(笑)

 新年のスタートに「The忘年会」ってのもヘンですが、昨年末の忘年会がとても楽しかったので、お知らせしたくなっちゃいまして・・・
 昨年、私が出席した忘年会は計6回。 町内ソフトボールチームだったり、商工会青年部の仲間とだったり、友人とだったり・・・ そんな中で、貴重な経験をしたのが「広島県理容生活衛生同業組合の青年部」いわゆる『組合の県青年部』の忘年会でした。
 通常であれば競技会をはじめ、年に数回顔を合わせた仲間と労をねぎらい、楽しく和気藹々と過ごした後、「この年末も忙しいだろうけど頑張りましょうね!」で終わる会なのですが昨年は違ったんです!
 中・四国からほぼ全県の青年部の幹部が一堂に会し、(残念ながら山口県の方はどうしても都合がつかないとの事でお会いする事ができませんでした。)広島名物『お好み焼き』を囲み、話に花を咲かせました。
 真剣に業界について語り合う者、青年部とはなんぞや!?と議論を交わす者、広島の夜をいかに楽しむかリサーチする者・・・などなど(笑)
 店が違えばスタイルも変わる。県が違えば特性も変わる。同じなのはこの仕事を誇りに思い、業界全体の更なる発展を願う熱き想い。 そんなこんなであっという間に3時間が過ぎ、中締めの時間とあいなりました。

 続いて2次会。 脱落者ほぼ無し。鉄板の熱気とオッサン連中の臭気で暑苦しかった店を去り、少し華のあるお店へ♪
 これまでの暑苦しさとは違い会場内和やかムード♪ 一気に打ち解け始め、無礼講Styleでありながらも、行き着く話はやっぱり業界の事ばかり。
 同じ支部内に居ても存じぬ方が居るってぇのに、こうやって県外の人たちと酒を酌み交わし、馬鹿を言いながらも想いをぶつけられた事。そしてなにより、同じ想いの『仲間』が県外にもたくさん居ることに気付くことができ、とても有意義な半日でした。

 「県青年部」も「支部青年部」においても私を除いては、皆さんそれぞれ自分の店の事だけに専念していれば何の問題もない経営状態の方ばかり。
 そんな人たちが自分の時間を削り集い、業界の将来に危機感を感じ、組合店全体の存続を願い、進むべき方向を見出すがため議論し、行動に移す。
 会合から戻り、ふと「この人たちってスゴいよなぁ・・・」っていつも思わされちゃいます。

 皆さん!? 「青年部って良いモンですよ♪」一緒にどうですか・・??

     
 
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