広島県理容生活衛生同業組合 ひろしま理容タイムス
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第58回全国理容競技大会 (きたえーる総合体育館)平成18年9月18日(月)
北に情熱あり!人に未来あり!フロンティア北海道大会と銘をうたれた、全国理容競技会が、きたえーる総合体育館にて開催されました。


前週より台風13号の日本襲来により大会関係者一同、やきもきさせた今大会も、当日は定刻にて開催でき、一安心の大会です。
8時40分より開会式が始まり、各県の選手の入場、我が広島県代表五名も持井教育部長を先頭に緊張の面持ちで堂々の入場です。

大森理事長の大会挨拶に続き、来賓の方々による挨拶、選手宣誓後、いよいよ競技開始!
第一部門クラシカル・カット・スタイルには小笹栄治選手が出場、競技時間40分
第二部門レディースカットヘアーには西原和志選手が出場、競技時間40分
第三部門WINには加藤 進選手が出場、競技時間35分
第四部門ブロースには片岡敏晴が出場、競技時間35分
エキジビション部門 メンズネイルケアには藤川幸子選手が出場 競技時間30分
各、選手とも時間いっぱいを使っての熱戦を繰り広げ、各部門コーチも熱い声援を送り選手たちを励ましていました。
理容師2006メッセージ全国大会が開催され、当県より廣石美恵子(広島理容学校)が出場し、熱弁を振るいました。アトラクションとして2006年モスクワ大会報告会があり、日本ハムファイターズステージYOSAKOIソーランステージの後、いよいよ表彰式!
まず、理容師2006メッセージの発表、メンズネイルの発表、第一部門、第二部門、第三部門、第四部門と発表され、特に四部門は1位、3位が沖縄県という事に会場内がどよめき歓声がひときわ大きく上がり、感激と感動でモデル共々、感涙でした。 入賞者の皆様おめでとうございます。
感動をありがとう!

1部観戦記
県講師 島田貴一

第58回全国理容競技大会、今朝は3時に起きて4時からトレーニング会場で早朝トレーニングをやって大会会場にやってまいりました、とてもすばらしい会場です。選手はやり易いのではないでしょうか。
第1部の小笹選手競技の準備にとりかかっています。なかなか落ち着いた様子ですこの場所からモデル審査場も見えますが、もうこれでもかと水スプレーで濡らしています。モデルもタオルで頭をふきながら椅子に座って、
いよいよ競技開始、小笹選手なかなか落ち着いた感じで仕事をしています。小笹選手の場合はカットには何の心配もないので安心して見ていられます。カット終了、いい感じでカット出来ています。
さあ今からセットですいいリズム良く進んでいます。クラウンのボリュウムよし,天頂部いい感じフロント少し見えにくいですけど順調に進んでいるようですサイドもいい感じ。いよいよ梳きつけ息をころしてコームを進めます、そしてミスト。
真剣な目でシルエットを見ながら調整しています。見ている方が疲れます。
頑張れ小笹!!競技終了
少しフロントの角が小さいかなと感じますがでもなかなかよさそうです小笹選手お疲れさまでした後は審査を待つだけです。

2部講評
県講師 漆原哲男


全国大会の出場が決まったのが1ヶ月前、時間の短い中、デザイン、カラーの配置を決め、大会まで出来る限りの事前処理をし、大会前日に、トレーニング会場で最終トレーニング(イメージトレーニング)を行い、前日深夜までカラーの調整をし、大会に望んだ。
大会当日も午前3時より、トレーニング会場で仕込み、モデルのメイクをし、会場となる北海道立総合体育センターへ入る。開会式、第1部競技が始まり、同会場の後方で、第2部レディースカットのモデル審査が始まる。1番から順に2cmカット(係員により)、洗われるほど濡らされていく…。第1部競技終了。(2部モデル審査終了)第2部競技が開始。広島県代表 西原選手48番。事前にモデルさんでのカットの仕込みや練習時間が無く、ブラントからのカット。
まず、ネープ、レザーで毛量を減らしつつ長さをカット。
サイドミドルゾーン、サイドから徐々に長くする。オーバーダイレクションをかけカット。バックをインナースライドカットで、毛束が出るように大胆にカット。
サイドは耳が出るようにカット。トップ右はセイムレイヤー、左はオーバーダイレクションで段々長くなるようにカット。アンダーセニング、ブリックカット、つやと毛束感が出るようカット。全体を見渡すと、彩やかなカラーの物と深みのある色の寒色系、暖色系が目に入ってくる。西原選手の色は、オレンジ、イエロー、グリーンをグラデーションとスライジングで表したカラーリングで、彩やかなカラーである。25分経過、全選手セットに入る。
西原選手、ロールブラシで根元の立ち上げ全体のシルエットを創る。全体にワックスをつけ、毛束を整え、カールアイロンで部分的に外ハネのカールをバランスを見ながら創って仕上げている。
競技終了。2、3点除く作品はカラーデザインがワンパターン化しているように見える。デザイン性のある作品と、完成度の高い作品どちらかが上位に入るか楽しみに思いました。西原選手の作品は全体と見比べて、モデルさんが小柄で頭が小さいが全体のシルエットはいいように見える。


3部門インプレッションX観戦記
若山 芳之

第58回全国理容競技大会は北の大地、北海道札幌、きたえーる
{北に情熱あり!人に未来あり!フロンティア北海道大会}
(北海道立総合体育センター)4部門253名の選手で開催されました。
3部門の広島県代表は昨年と同様、加藤 進選手です。
この所の広島県は全国大会の成績は、おもわしくない。
加藤君の今年は、モデルの背も高いし、フエースも良いし、県強化トレーニングからまずまずの作品が仕上がっていました。今年こそ上位入賞を期待し選手もトレーナーもこの日を迎えました。
今年の作品はカット&セット35分、本年インプレッションではカットセニングが使用出来ないので毛量の調整はスライドカットのみ、選手は短時間のカットでデザインを作らなければいけません。
いよいよ競技開始加藤君はゼッケン2番、角を外れまずまずのポジション。
競技開始の合図と共に選手はキビキビとカットを進めていく。加藤君もリズム良く
カットを進め、他の選手も同様、無駄の無いスピーディーな動きでカットをしている。カット時間もわずか、加藤君は全体のトリミング、似合わせのカットしている。
遠目には随分と余裕が有るように見える。頭部に付いた毛を十分に払い、カット終了の合図、いよいよセット開始。10分間の短い時間に普段どおりに進めていけば良いのだが、後頭部からセットに入り、順次進んでいくリズムは良い。5分経過後30秒ドライヤーを置くはず。私の心がせく約6分ドライヤーも終わり、ワックスを全体に付け、荒めのコームで天頂部よりバックコームで1パネルずつ慎重に梳きつけ、遠目にシルエットも中々良い作品に見える。加藤頑張れ!フロントの見せ場を直し、ネープ廻りを整え、正面からシルエットの再度の確認し、ミストを全体にかけ、タオルを取ると同時に終了の合図。加藤君お疲れ様!審査が終わり通路でモデルを待つ。モデルを見た瞬間、正面良いサイドも良い。あ〜っ、バックの切り込みが足りない。肩が落ちた。
結果は全国大会9位と言う結果。加藤君、我々スタッフも悔いの残した大会でした。

第一部門
優勝
近 和徳 新潟
二位
若林 豪 東京
三位
中本欽也 大阪

第二部門
優勝
山崎伸司 大阪
二位
丸山一樹 東京
三位
西川和克 神奈川

第三部門
優勝
西村克彦 長崎
二位
高橋淳哉 大阪
三位
大山英行 茨城

第四部門
優勝
當間美樹 沖縄
二位
大森隆司 京都
三位
金城光太 沖縄

エキジビション部門メンズネイルケア 
入賞
古川絵里奈 福岡
花森 美子 富山
倉重 勝憲 山口
中原 義人 北海道
間宮  彩 東京

理容師2006メッセージ全国大会
優勝
山口 直美 福岡
二位
吉田明希子 大阪
三位
柳本 哲也 北海道



北海道組合の実行委員皆様お疲れ様でした。
文化広報部 渡部義美



第58回全国理容協議会北海道大会に参加して
教育部長 持井忠之

今回の大会は、9月18日(月)に、札幌・きたえーる会場で開催されました。大きく、広く、行き届いた設備で、環境的には最高の競技会場でした。本年度のバスケットボール世界大会が開催された場所と聞き納得です。
 会場は三つに区切られ、中央で競技し、その前で審査があり、その後ろでモデル審査とメンズ・ネールケア競技が行われた。椅子と椅子との間隔が広くて競技しやすい会場だった。競技場と観客席がきっちり仕切られ、その間は通路として広く取ってあり、撮影の許可書を持っている人のみ入所を許し、他の人は入れないという毅然とした係員の態度が見られ、混雑を招かないよう配慮したことにには感心しました。
 さて、競技についてですが、総括して簡単に講評します。先ず出来栄えですが、上位と下位はどの種目に於いてもかなりの差があります。その違いの一つ目はモデルの違いです。その種目にマッチしているかどうか、プロのファッションモデルを使う選手がいるのはその証です。二つ目は種目の基準を完全に理解し、その上美しく表現しているのが上位の作品です。審査員を惹きつけるのはなんと言っても美しさです。例えば1部を例にとってみるとこうなります。モデルは角っぽい丸顔で、しかも頭が大きく直毛であるということが最低の条件です。それにプラスして美しさを表現する中で、カラーも重要です。こうした条件をことごとくクリアーし、しかも細かいところに目配りした作品が優勝です。この種目は世界大会種目で、そのシルエットが出来ないと作品になりません。
 それでは、広島県選手の作品の講評ですが、1部、2部、3部は担当講師に任せます。
4部の講評は、清水先生がやむおえず不参加の為私が変わって講評します。
 4部・(片岡敏晴選手)モデルの顔と頭の大きさはいいとしても、ウィッグのように密に生え揃っていなく、軽い縮毛でその上、寝る部分があるので当然仕込みをし、真直ぐに起こしますが、残念ながら直毛にしきれない箇所があったことや、きっちりとネックが処理されていなかった事も敗因の一つです。
そしてフロントの作り方ですが、根元付近に乱れがあったことも残念です。ただし、正面から観測しても、側面から観測してもこのモデルに、対して最高のカットがなされていた。もしそれぞれの条件が揃っていたら、必ず実力を発揮し、上位入賞も可能だと思える。カットの力はあります。来年もこの種目があるとすれば、そしてモデルが見つかれば期待できます。
メンズ・ネールケア(藤川幸子選手) 
 競技会場に行くことが出来ませんでしたが、閉会式終了後、藤川さんから、松永全理連講師にアドバイスを頂きたいのとの要望で、講師に来ていただき指導していただきましたが、艶の無さを即座に指摘され、方法を伺い、藤川さんも納得されたようです。5位、6位、7位が同点だったことを考えるとすでに技術的には一流といえる。今回の出来栄えの良し悪しが解ったとおもうので、益々期待が膨らんできます。
2006メッセージ(廣石美恵子選手)
 一言で言えば素晴らしかった。聞きながら涙が着ました。清涼もあり、はっきりした言葉を使い、内容もしっかりしていて、会場の皆さんに十分訴えることが出来たと思います。これは私の感じたことです。審査委員長の全体の講評はこうでした。
1.苦労しながら夢を代々継ぐことは素晴らしいこと
2.サービス業が抱える問題をどう解決するかの表現不足
3.参加者全員熱弁を振るった
4.オーバーアクションはだめで、会場の皆さんに語りかけるようでないとだめ
5.具体的な例をあげて発表することが大切。
  等をあげられた。上位には入れなかった理由とすれば、4の事項が原因しているかもしれません。

ここまで私の思いを書いてまいりましたが、協議会に出場すると言うことは、ただ参加するだけでなく、勝たねば何の意味もありません。何の思いでも残りません。広辞苑では、「協議会とは、技を競い、優劣を競う会」と、書いてあります。その通りです。では勝つためにはどうしたら良いかですが、まずは、もう一度初心に帰ってモデル探しからはじめることです。次に種目に応じた徹底した事前の仕込が必要です。それが出来て初めて全国大会の出場資格を得たことになります。今回出場された選手の皆さんは、技術的には既に素晴らしい物をお持ちです。曲げたり、伸ばしたり、寝せたりは自由に出来ます。ただモデルとか、しこみの仕方とかの工夫の無さの結果と思います。次に足りないのは練習量です。競技相手がいないことで、練習不足は否めない。前にも選手の皆さんにお話したことがありますが、全国大会出場に向けて、毎日3〜4時間練習している地域があります。そうした地域がやはり全国大会では上位入賞しています。そのことを肝に銘じておいてください。
選手の皆さん本当にお疲れ様でした。捲土重来を期してお会いしましょう。
最後になりましたが、担当講師の方”本当にご苦労様でした。強化訓練のときといい、開催地での仕込みのときといい、夜遅くまで、又朝早くから選手の指導を頂き感謝しています。次第に選手も自身をつけてきています。全国大会で上位入賞を果たすためにも、まず県大会への出場者を増やすことにご協力をいただくとともに、全国大会で立派な成績を収められますようご指導を頂きたく思います。よろしくお願いします。又、選手の皆さんは、三角理事長さん、木曽副理事長さん、渡部理事さんをはじめ下蔵事務長さんの熱い視線を背に感じ、感謝しつつ競技を終えたことでしょう。ありがとうございました。関係者の皆さん本当にご苦労様でした。競技会を通して組合の発展を願っています。 








支部だより
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内容
支部名
ボーリング大会 福山
グランドゴルフと癒しのリクレーション 呉西
パークゴルフ 庄原支部 女性部
ボウリング&ゴルフコンペ 広島西
ラベンダースティック作り 上下支部 女性部
技術講習会 廿日市支部
全国大会帰還発表会 広島北
広島北支部衛生講習 広島北
技術講習会 府中
三原支部リクレーション 三原
日帰り旅行 福山
技術講習会 福山



リレーエッセイ
 「私達親子の8年間」  尾道青年部 竹中 浩一
 

これはエッセイと言うより私の体験です。
私が今まで子供達のスポーツに付き合って、8年が過ぎました。子供が少年野球クラブに 入部した当初は、私も野球を習った経験が無い為自分ではどう教えていいか、何もかも子 供と一緒に始める状態で回りの人達を見なが ら自分なりに一生懸命手伝いをしていました。

私達の仕事が第1・3日曜日、毎月曜日店 休日、他の部員の親は殆んどが土日祝祭日休みの方達が多く、私達が手伝えるのは月に3 〜4日程度。どうしても義務感を感じて休みの殆んどグランドにいく次第。 こんなに親が何から何まで、してやらなけ ればいけないのか不信感を感じながら過ぎて いきました。試合がある日は荷物を持ってやったり、グランドではラインを引いたり、とにかく子供 達に野球をして下さいと言わんばかりの環境 を与えています。
もともとの意義から離れ過ぎて、子供達の 精神面の成長が乏しく見えます。スポーツを 習うということは、何でも自分達で出来る様になる事。私達はその手助けをするだけで、 甘やかす事ではないと思います。子供に教えられる様に私達も勉強しなければいけないと思います。

試合に勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。そんな思いを一緒に感じる。スポーツを通して親子共々、楽しみ苦しみ色々な感受性を持てたと思います。案外、親同士も異業種なので色んな人間関係も勉強出来ました。小学校、中学校を経て高校野球と段々自分の子供達が自立していくのが、見えてきまし た。子供達と付き合うのが難しいと思っている方達も、スポーツを通じてみると案外簡単だったりします。自分の子供達も、自分自身の子供の育て方を間違えない様に頑張って勉強して欲しいも のです。

     
 
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